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ついに『草加ナンバー』が!!

深井 信之
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※掲載写真はAIによるイメージ画像です。実際の草加ナンバーの車両ではありませんので、ご了承ください。

こんにちは。草加市民ハウジングの深井です。

さて今日は、草加市の「ご当地ナンバー」について、最新の公式情報を確認してから執筆します。

「草加ナンバー」誕生秒読み?

先日、お客様との雑談の中で「そういえば草加にもご当地ナンバーができるんですよね?」と聞かれ、正直なところ「たしかそんな話があったような…」くらいの認識しかありませんでした。

せっかくなので少し調べてみたところ、思っていた以上に話が具体的に進んでいて、しかも制度自体がなかなか複雑だったので、自分の頭を整理する意味も込めて記事にまとめてみることにしました。

車のナンバープレートなんて普段あまり気にする機会がないかもしれませんが、地元の話題として知っておくと、お客様との会話のネタにもなりますし、何より「自分の住む街の名前が全国を走る」というのは、単純にちょっと嬉しいものです。


1. そもそも今、草加市の車は何ナンバー?

これは知っている方も多いと思いますが、改めて確認しておきます。現在、 草加市は「春日部ナンバー」の管轄です 。管轄しているのは春日部自動車検査登録事務所で、 管理区域は春日部市、草加市、越谷市、久喜市、八潮市、三郷市、幸手市、吉川市、北葛飾郡、南埼玉郡 と、かなり広いエリアをカバーしています。

軽自動車と自動二輪の手続きになるとまた窓口が変わり、 軽自動車は「春日部軽自動車検査協会」が窓口となり、原付や125cc以下のバイクは草加市役所が窓口 になるという、地味にややこしい仕組みになっています。このあたり、引っ越しや車の名義変更で戸惑った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2. なぜ「草加」ではなく「春日部」なのか

「草加なのに春日部?」と思う方も多いはずです。

実はナンバープレートの地域名は、もともとその地域を管轄する運輸支局の名前がそのまま使われる仕組みでした。

この状況を変えようと生まれたのが「ご当地ナンバー」という制度で、 平成18年から国土交通省が地域振興・観光振興の目的で、地域の要望に応じて新たな地名を追加できるようにしたもので、埼玉県内ではすでに「川口」「越谷」「川越」が導入されています 。

つまり隣の越谷市はすでに独立していて、 越谷市は2014年から「越谷」ナンバーを導入 済み。草加市は地理的にも歴史的にもつながりの深い春日部の名前を借り続けている状態が、実は長年続いていたわけです。

3. 転機になった「登録台数7万台超」という数字

ここが今回の記事で一番「へえ」と思ったポイントなのですが、ご当地ナンバーには導入のためのハードルがあり、これまで草加市は残念ながらこのハードルを越えられずにいました。

実際、 ある時点での草加市内の登録自動車と軽自動車の保有台数は17万台あったものの、ご当地ナンバーを実現するための条件は満たしていなかった という経緯があります。

状況が動いたのは2026年でした。 国土交通省は2026年4月に新たなご当地ナンバー・図柄入りナンバープレートの募集を開始し、これに合わせて登録台数の要件を「10万台超」から「7万台超」へと緩和 。

この緩和のおかげで、 草加市の登録車両台数75,205台(令和8年3月31日現在)が要件をクリアし、市単独でのご当地ナンバー導入が可能になった のです。

長年届かなかった基準が、制度側の変更によって急にクリアできる距離まで近づいた、というのが正直なところの経緯のようです。

4. 草加ナンバーはいつから、誰が対象になるのか

気になる時期ですが、 早ければ令和9年(2027年)11月頃から、普通自動車と排気量126cc以上の自動二輪車を購入したり、市内に転入したりした場合に、ナンバーの地域名が「春日部」から「草加」に切り替わる 予定とされています。

ポイントは「使用の本拠の位置」という言葉です。これは簡単に言うと車検証に登録されている実際の使用拠点のことで、 個人であればその方の住所、法人であれば実際に車を使用・管理している事務所や店舗の所在地が該当します 。

つまり、草加市に事務所を構えている法人名義の車も対象になるということです。

5. 今乗っている「春日部ナンバー」はどうなる?

これは実際によく聞かれそうな質問なので先に触れておきます。安心していただきたいのですが、 切り替え前から乗っている「春日部」ナンバーの車は、切り替え後もそのまま春日部ナンバーで乗り続けることが可能 です。強制的に付け替えさせられるわけではありません。ただし、 希望すれば「草加」ナンバーへの変更も可能 とされているので、愛着があれば任意でナンバーを変えることもできる、という柔軟な仕組みになっています。

6. おまけの本命?図柄入りナンバーは令和11年5月予定

実は今回の話には、もう一段階先の展開もあります。「ご当地ナンバー」の導入とあわせて、 地域の特色を図柄にしたフルカラーの「図柄ナンバープレート(地方版)」を導入することができ、この図柄については令和11年(2029年)5月頃の交付開始が予定されています 。

対象は 登録自動車(自家用・事業者用)や軽自動車(自家用)で、希望者のみが選択できるもの。図柄を希望しない場合は従来どおりの無地のナンバーも選べます(軽自動車の事業者用と自動二輪車は対象外) 。

ちなみにデザインについては、 地域の特色を表現し、住民や自動車ユーザーの意向を踏まえたものになるよう、デザイナーを活用しながら制作・選考が進められる 予定とのこと。草加せんべいや松原団地の並木道など、草加らしいモチーフが採用されるのか、今後の発表が気になるところです。

7. ここまで進んだのは地域の”熱意”だった

今回調べていて印象的だったのが、この動きが行政主導というより、地域からの働きかけによって進んできたという経緯です。 草加商工会議所をはじめとする市内の経済団体や町会連合会が「草加ナンバーを実現する会」を発足させ、市長へ要望書を提出するなど、長年にわたって国への働きかけを続けてきました 。

「草加」という地名を全国に発信したいという思いが、制度改正のタイミングとちょうど重なり、今回の具体的な動きにつながった、という流れのようです。実現すれば 埼玉県内では8番目のご当地ナンバー ということになります。

8. 不動産屋として感じること

ここからは少し個人的な感想になりますが、ナンバープレートというのは、住んでいる街への愛着や誇りに直結する、意外と大きな存在だと感じています。「越谷ナンバーだから」「草加ナンバーになったから」という会話が、今後お客様との商談の中で自然に出てくる日も近いかもしれません。

草加という街は、せんべいや松原団地のイメージだけでなく、都心へのアクセスの良さや、再開発が進む駅前など、これから変わっていく部分がたくさんあります。ナンバープレートという小さな変化も、街全体の「これから」を象徴する出来事のひとつなのだろうと感じています。

9. まとめ

  • 現在の草加市は「春日部ナンバー」の管轄
  • 令和8年の要件緩和により「草加ナンバー」導入の目処が立った
  • 早ければ令和9年11月頃、普通自動車・126cc超のバイクが対象に切り替え開始
  • 既存の春日部ナンバーはそのまま乗り続けOK、希望者のみ変更可
  • 図柄入りナンバーは令和11年5月頃を予定
  • 背景には草加商工会議所など地域の長年の働きかけがあった

正式な導入決定やデザインの詳細については、今後市から続報が出てくると思われます。続報が入り次第、またこちらでお伝えしていきたいと思います。

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